画面録画
録画は HUD から行います。HUD はドラッグで移動でき、常に最前面に表示されるピル型のオーバーレイです。自分のコントロール以外ではマウスのクリックを無視するため、録画しているアプリの邪魔になりません。
ソースを選ぶ
ソースピッカーのボタンには、現在選択している画面またはウィンドウが(省略して)表示され、録画が始まると無効になります。クリックすると、2 つのタブを持つ別ウィンドウが開きます。
- 画面:ディスプレイごとに 1 枚のカード。
- ウィンドウ:開いているウィンドウごとに 1 枚のカード(アプリのアイコン付き)。
サムネイルを選んで共有を押します。ソースを選ばずに録画を押した場合は、OpenScreen が先にピッカーを開き、ソースを選ぶと自動的に録画を開始します。
範囲指定のキャプチャはありません。画面全体かウィンドウを録画し、あとからエディターで、クリップごとにフレームをクロップします。
Linux の HUD にはソースピッカーがなく、「共有する対象はシステムが確認します」とだけ表示されます。この選択は ScreenCast ポータルが担います。録画を押すとカウントダウンの前にデスクトップの共有ダイアログが開き、テイクのたびに毎回尋ねられます。
音声
3 つの切り替えが、ひとつのコントロールグループにまとまっています。
- システム音声:パソコンで再生中の音を録音します。録画が始まると無効になります。
- マイク:(待機中に)オンにすると、5 本のバーでリアルタイムに音声レベルを示すメーターと、利用できるすべての入力デバイスのドロップダウンを備えたポップアップが開きます。録画を始める前に、正しいマイクかどうかを確認できます。
- ウェブカメラ:オンにするとカメラの選択メニューが表示され、検索中、利用不可、カメラが見つからないといった、想定どおりの状態も表示されます。ウェブカメラは独立したトラックとして録画され、あとでエディターで合成されます。
システム音声への対応は OS によって異なります。プラットフォームごとの違いを参照してください。
カーソルモード
Windows、macOS、Linux では、カーソルモードの切り替えで次の 2 つを選べます。
- 編集可能なカーソル(既定):OS のカーソルは映像のピクセルに含めず、その動きをデータとして記録します。そのため、テーマ、サイズ、アニメーションをエディターで変えたカーソルを OpenScreen が描画できます。
- システムカーソル:OS のカーソルを、手を加えずにそのまま録画します。
編集可能なカーソルで記録される内容は、プラットフォームによって異なります。
- Windows:実際のカーソルの形状とクリック。
- macOS:カーソルの形状とクリック。これにはアクセシビリティの権限が必要です。このモードで権限がないまま録画を押すと、録画は始まらず、設定へのリンクを含む確認画面が開きます(macOS でのインストールを参照)。
- Linux:ScreenCast ポータル経由で位置と形状を記録します。ユーザーが
inputグループに属していれば、左クリックも記録します(Wayland でのマウスクリックを参照)。
ブラウザーキャプチャにフォールバックした Linux のテイクでは、どちらのモードを選んでもシステムカーソルが録画されます。
録画のコントロール
- 録画 / 停止:ピル型のボタンで、待機中はマウスを重ねるとソース名を表示し、録画中は
mm:ss形式の経過時間をリアルタイムに表示します(一時停止中は背景が琥珀色になります)。 - 録画を一時停止 / 録画を再開:録画の途中で使えます。
- 録画を再開(やり直しのボタン):現在のテイクを破棄して、最初からやり直します。
- 録画をキャンセル:現在のテイクを保存せずに破棄します。
- スタジオを開く:エディターに切り替えます(録画中は非表示)。
カウントダウン
録画を押すと、実際にキャプチャが始まる前に、デスクトップ全体に重ねて 3、2、1 のカウントダウンが表示されます。
HUD のその他のコントロール
- レイアウトの切り替え:HUD の向きを横と縦で切り替えます。設定はセッションをまたいで保持されます。
- デバイス設定:HUD を離れずに、選択中のマイクとカメラのデバイス設定を変更できます。
- ノート(Linux 以外):小さなリッチテキストのメモ用ウィンドウを開きます。録画中に台本や進行表を見るのに便利です。内容はセッション間でローカルに保存されます。
- 言語:OpenScreen の UI だけに適用される言語の選択メニュー(13 言語)です。録画には影響しません。
- HUD を隠すボタンと、アプリを終了するボタン。
エディターから録画する(録画モード)
HUD から始める必要はありません。エディターのトップバーを録画に切り替えると、ピルの代わりに、録画前の準備をするフルサイズのページが表示されます。
- ソース:同じ画面・ウィンドウのピッカーをモーダルで開きます。Linux ではこの行にも「共有する対象はシステムが確認します」と表示され、選択はポータルのダイアログで行います。
- システム音声、マイク、カメラ:それぞれオン/オフの行です。マイクとカメラはデバイスの一覧に展開でき、カメラはライブプレビューを表示するので、録画を始める前に自分の映り方を調整できます。
- カーソルの強調表示:オンは編集可能なカーソル、オフは通常のシステムカーソルです。
録画を開始を押すと録画ウィジェットが開き、エディターのウィンドウが閉じます。キャンセルすると編集モードに戻ります。新規プロジェクト → 画面録画を選んだときも、ここから始まります。
ネイティブキャプチャとブラウザーキャプチャ
どのプラットフォームでも、画面はネイティブのヘルパーで録画します。macOS では ScreenCaptureKit、Windows 10 ビルド 19041 以降では Windows Graphics Capture、Linux では ScreenCast ポータル経由の PipeWire です。ウェブカメラをネイティブでキャプチャするのは Windows だけで、macOS と Linux ではブラウザー経由で録画します。3 つのプラットフォームとも、ウェブカメラは別ファイルとして保存され、エディターで合成されます。
ブラウザーキャプチャがネイティブのヘルパーの代わりになるのは、ビルド 19041 より古い Windows の場合と、Windows または Linux のビルドにヘルパーがない場合だけです。ネイティブのヘルパーが失敗した場合はフォールバックせず、録画がエラーを報告します。プラットフォームごとの違いの表も参照してください。
録画を停止したら、編集とタイムラインで仕上げましょう。複数のテイクをまとめる場合は、メディアライブラリとクリップに進んでください。